松岡良治 MH100L
日本屈指のクラシックギター製作家「松岡良治」の名を冠する量産品です。
松岡良治氏のハンドメイドではありませんが、価格の割には質の良い材料を使い、塗装はラッカーによるもので、当時10万円定価だったようです。正確な年式は不明ですが近年のものです。
量産品なのでフレットコンディションに難があったため、フレットのすり合わせを行っております。
合わせてサドルとナットを調整。クラシックギターとしてはかなり低い弦高に仕上がりました。
これからギターを始めようと思うわれている方、エレキギターを弾いており、例えば一曲だけナイロン弦の音が欲しいと思いながらも、クラシックギターの弦高の高さに導入を躊躇している。そんなギタリストにピッタリな個体です。
前オーナーは70歳になったのを機会にボケ防止対策としてギターを習うことを勧められ、このギターの購入に至ったのですが、数回のレッスンで断念してしまい、ケースに入れたままであった個体です。ネック・グリップにスタンドによるゴム焼けの形跡や全体に小さな打痕や引っ掻き傷などで使用感はありますが、木部の損傷はございません。
弦はラベラ2001 エクストラハード・テンションで調整してあります。
ハードケースが付属。