Year | 2015 |
Condition | New |
Body | Selmer-Maccaferri type |
Top | Solid German Spruce |
Side&Back | Brazilian Rosewood Special 3ply |
Neck | Walnut |
Finger Board | Ebony |
Bridge | Brazilian Rosewood |
Brecing | Selmer style |
Back Construction | 2p |
Neck Width At Nut | 45mm |
Scale Length | 670mm |
Tuning Machine | Miller (スイス製) |
Rosette | — |
Pick Guard | — |
Pick Up | — |
Controls | — |
Weight | — |
Case | optional (form case¥9,000) |
Repair/ remodel | — |
Price |
このギターをひと事でいうと・・・
オリジナルセルマーの設計図を元に、トップの厚みやボディ、ブリッジの重量、独特なヘッドジョイントやサイド&バックの合板など細部に渡り踏襲、ストリングフォニック独自でトップのブレイシングにアレンジを施し、新品なのにビンテージの深い低域の鳴りと高域のヌケ、総合的なパワーを持ったギターが誕生しました。また、従来のギターの塗装には必ずと言っていいほど施されているサンディングシーラーという、塗装面の木目に沿ってできる目ヤセ防止の塗装工程を省き、ニトロセルロースラッカーの極薄塗装のみにとどめています。これにより木目に沿ってできる目ヤセはかなり目立ちます。また、塗装面も非常に薄いので傷も付きやすく、ピカピカ塗装に慣れていらっしゃる方には不向きなギターかもしれません。ただ、それらのネガティブな要素を補って余りあるキャラクターを持っており、日本の量産工場が持つ優等生的なギターではなく、どこかヨーロッパ的な一癖も二癖もある魅力的なギターになったと自負しています。トップ材のジャーマンスプルースはともかく、サイド&バックのハカランダ材はストリングフォニック独自のチョイスで、倉庫に40年以上シーズニングされていたものの中から組み合わせました。音質、ルックスともに価格以上の高級感あふれる1本です。